あいさつ文(Social letter)
英語耳を作る前に、日本人にとって聞き取りにくい音とはどのようなものかを知り、訓練に備えましょう。
続いての英語の手紙は2. あいさつ文(Social letter) です。
英語のあいさつ文と聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。これにはパーティーや結婚式への招待状や学校への入学、企業への就職のための推薦状などが含まれます。推薦状が必要かどうかは時と場合によるため接することが無い人もいるでしょう。パーティーや結婚式に外国人を呼ぶ場合には英語で招待状を作成する機会があるかもしれません。英語の招待状の形式については、会社関係などのフォーマルな場合と、親しい人に宛てたカジュアルな場合とで多少異なります。
また、使用する表現にも違いがあります。フォーマルな場合は形式があり、どのような催事に招待するかによって内容や長さが変わってきます。一方カジュアルな招待状は形式、内容共に最初に紹介した私的な手紙と同じく、マナーを守った上で自由に書くことができます。結婚式の招待状は、日本語のように使用すべき表現、逆に使ってはいけない忌み言葉がある訳ではありません。ただし、英語の招待状でもある程度決まった形があり、またよく使われる定型文も多いのでそれらを理解して作成すると良いでしょう。英語の推薦状の形式は一般的な手紙と同じです。内容としては、推薦する人の進学や就職といった進路決定に大きな影響を与えるので、推薦する人のことをよく知っていることはもちろん、具体的なエピソードなどをふまえてアピールする必要があります。こうした手紙の詳しい書き方や例文は後ほど紹介します。